サクラ「日本」

2016年07月27日

一気に咲いてほんの二週間もしない間に潔く散る。

一年のうち春先二週間程のごく短い期間に、一斉に薄ピンク色の花びらが咲き乱れるその姿は、毎年のように感動させられます。

短い期間しか咲くことができないのに、寒い冬にも耐えている。

その姿がとてもすばらしく、花もきれいで見ているだけで心に響きます。

もっとも日本を感じさせる樹木です。

海外旅行先で桜の花を見るとホッと落ち着きます。

ネパールのエベレスト街道で見た桜の花はとりわけ印象に残っています。

なんでも日本から移植されたソメイヨシノらしいのですが、日本のように桜の周りに群がる人もなく、人知れず静かに咲き誇る様がとても美しかったです。

アメリカはワシントンDCの桜祭りはとても有名ですね。

あの可憐なピンクの花がとても美しく、日本的な優しさを感じます。

5枚の花びらは小さいのにとても存在感があり、見る人を優しい気持ちにするのが素敵です。

たった1本の木からたくさんの花が咲き乱れる姿が実に美しくて好きです。

桜には逸話が多数あります。

ちょっと怖い系の逸話、桜とウグイスを擬人化して悲恋の逸話等多々あります。

また、映画や物語に桜のシーンが多数取り入れられています。

桜のシーンだけで「美」が完成するからでしょうか。

桜が散ったあとには新緑がすごく綺麗なので大好きです。

花以外にも樹皮の模様が特徴的で、ソメイヨシノよりも葉が茶色く花と葉が同時に咲く山桜の類も好きです。

桜が咲くのを見るといつも春がきたー!と嬉しくなります。

とても綺麗ですし、いつ見ても風情があっていいです。

花見も桜がないと出来ないし、日本になくてはならない樹木なので私は好きです。

毎年とても楽しみにしているからです。

これまでと同じように、平和な日々が続きますように。

そんな願いを込めながら毎年桜の花見に出かけます。

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